
金沢大学バイオマス・グリーンイノベーションセンターにて、「TeSH テックガレージトークセッション Vol.1 ものづくりから始まる挑戦」を開催しました。本イベントは、TeSHテックガレージとして初めて実施したトークセッションであり、ものづくりやプロジェクト活動に関心のある学生が参加しました。
当日は、石川県出身で、株式会社nuimie(ヌイミー)代表取締役の篠田和宏さんをゲストにお招きし、東京大学本郷テックガレージの立ち上げや学生向けものづくりプログラムに長年携わってきた下川さんにファシリテーターとしてご参加いただきました。
篠田さんは現在、慶應義塾大学慶應義塾ミュージアム・コモンズ専任講師としても活動されています。トークセッションでは、東京大学在学中に取り組んだロボット制作や、東大テックガレージでの活動、導電糸や刺繍を活用したウェアラブルデバイスの研究、さらに現在進めている刺繍設計ソフトの事業化についてお話しいただきました。
講演では、ものづくりプロジェクトを始めるうえで重要となる「アイデア・技術・チーム」の3つの観点から、篠田さん自身の経験が紹介されました。なかでも、接点のなかった大学教員に自らメールを送り、相談したことがプロジェクトの大きな転機になったというエピソードは、まず一歩踏み出し、行動してみることの大切さを示す印象的な内容でした。
トークセッション後には、TeSHテックガレージに会場を移し、金沢大学融合学域の学生が講師を務め3Dプリンター講習会を実施しました。参加者は、Fusion 360を初めて触る学生と使い慣れている学生が互いに交流しながら、オリジナルのペットボトルキャップをデザインし、3Dプリンターでの出力に挑戦しました。
ワークショップ中や印刷を待つ時間には、参加者が自身の研究やプロジェクトについて意見を交わしたり、下川さんや篠田さんへ直接質問したりする姿が見られました。リラックスした雰囲気の中で、学生同士やゲストとの交流が生まれ、ものづくりから新たな挑戦へ踏み出す貴重な機会となりました。
TeSHでは、今後も、学生が自ら手を動かし、仲間と学び合いながら挑戦できる機会を創出し、北陸地域におけるアントレプレナーシップ教育の推進に取り組んでまいります。


